さらり

それなりに働いてそれなりに歳を重ねた30代女が思うこと

#お弁当生活

この夏から、めちゃくちゃ緩くお弁当を作り続けている。よりによって夏かよと自分でも思うけど朝起きられるのが夏しか無いんだから仕方ない。数年前にもお弁当生活をしていたがキッチンが狭くて諦め、そこから引っ越しを経て広めのキッチンを手に入れたことで再開した。元々私は食べることが好きなので『自分が作った、味が想像できるものを朝昼夜食べないといけない』というのがとても苦痛だったのだが、年をとってその辺りの感覚がバカになったのか最近は全然平気だ。これが老化なのだろうか。
お弁当づくりに課しているルールとしては3つ。『中身は毎日同じで良い、彩りは気にしなくて良い、5日中4日作れば良い』ゆるい!最高!自分に甘い人間なのでスタート時点で思い切りハードルを下げておかないとすぐに挫折するのだ。

『中身は同じで良い』と決めてからというもの、作ることに対しての心理的負担が減った。そもそもお弁当とは言っても私は朝絶対起きたくない人間でお弁当も前の晩に作って冷蔵してあるので毎日同じものを作り続けることになるのだが、手順を覚えてしまえばただ無心で作業できるのでとにかく楽だ。
同じにしている中身はもやしのナムル、キノコのソテー、卵折り(卵焼きではない)、冷凍の枝豆+冷凍食品何か。もやしのナムルは茹でたもやしに中華ペーストを和えただけのものなのだけれど、最近茹でるよりもレンチンするほうがよっぽど楽だということに気付いたのでまた時間効率化が捗っている。
卵折りは、卵焼き器に卵液を流し込んで真ん中からパタンと二つ折りにしただけもの。料理自体はそこそこできるのだけれど卵焼きだけがどうしてもできない。まあ自分が食べるだけだし良いか、と毎日適当にパタンと折っている。味付けは白だし液。小さい頃から自分が作る卵料理の定番味付け(たまに飽きる)
油の残った卵焼き器に、そのままキノコを投入する。大体しめじ+エリンギか舞茸。油が回ったら、水を入れて軽く水焼きにして昆布だしの顆粒を入れる。水分がなくなったら終了。ローズマリーのお塩とか鮭醤油とか色々試してみたけど今の所昆布だし以上に美味しいものが見つからないのでしばらくはこれ。たまに鶏肉(胸か手羽トロ)を入れて一緒に炒める。
冷凍食品は店頭で美味しそうだなーと思ったものをいくつかストックしておいてその日の好みで入れる。唐揚げ、ミニハンバーグ、肉焼売、フライの中から1~2種程度。ニチレイの唐揚げが美味しいのに安いのでいつもストックしてある。自然解凍ができるやつ、絶対うそやん…と思いながら初めて試したけど本当にちゃんと美味しくてびっくりした。冷凍枝豆は保冷剤代わり。
あとはこれに朝炊いたご飯でおにぎりを握って終わり。朝の実作業時間は5分くらい。

元々お昼に800円とか900円とかかかってたので、手間はあれどそれが1/3程度になったのは正直とても助かる。ついでに言えば明日のお弁当作らないといけないなという動機から夕飯も適当自炊するように鳴ったので食費がぐっと下がったから一石二鳥。幸いいまの会社が20時には完全退館しないといけない職場なので、帰宅が22時とか23時とかになることもないからぼちぼち続けられている。
難点としては急なランチのお誘いを断らざるを得ないことだけど、最近はお弁当持ってきてることを職場の人達も分かってるので事前に段取りつけてもらえるからありがたい。今のところプラスしかないのでしばらくお弁当ライフは続けるつもり。